【化物語】第3話 感想|幼女、八九寺まよい登場

アニメ『化物語』第3話です。

アニメ『化物語』第3話|あらすじ・感想

巷は母の日。
ふらりとたどり着いた公園に自分以外の姿は無かった。
ふと、公園の入り口に大きなリュックサックを背負った少女を見かけるが、彼女もまたすぐに走り去ってしまう。
再び阿良々木は、一人になってしまった。

公園で暇をつぶしてると、いつもの毒舌と共に戦場ヶ原が現れた。
彼女の毒舌はともかく、阿良々木は戦場ヶ原の私服姿に見蕩れてしまう。
草冠の湯で『蕩』という文字にときめく戦場ヶ原に、阿良々木は唖然としてしまった。

話題を変えようと、阿良々木は以前と印象が変わった戦場ヶ原の私服姿を引き合いに出す。
彼女はこの私服を先日買ったばかりだと言い、最初に阿良々木に見てほしかった、と告白した。
阿良々木も、一番最初に見せたかった対象として見られていたことに感じ入るが、戦場ヶ原は見せたかったと見てほしかったではニュアンスが違うと憤る。

戦場ヶ原はセンチメンタルな表情で、以前この辺りに住んでいたことを告げる。
たった数年で区画整備により様変わりした一帯を、眺めて、哀愁に浸る彼女は、阿良々木の隣に腰かけた。

戦場ヶ原は改めて先日の件の礼を述べる。
彼女は阿良々木に恩を感じていると言ったが、堅苦しさがこれからの交友関係に響くと言わんばかりにはぐらかす。
それでも彼女は、阿良々木に対して礼を尽くすことで初めて対等な友達になれると食い下がったのだった。

戦場ヶ原は阿良々木に対するお礼について画策していた。
そのどれもが男のロマンをくすぐる提案だったことに対し、阿良々木は呆れて答える。
もしそれが実現したら、その後の友情はありえなくなる。

提案はしたものの、阿良々木からはそんな要求など寄越すはずもないと判っていた戦場ヶ原だった。
何故なら、彼は、――童貞だから。
涼しい顔で言い放つ戦場ヶ原もまた、自らを行き遅れのメンヘル処女と自虐した。

蛇足を踏んだが、戦場ヶ原は阿良々木の力になりたいと考えているのは本当だった。
阿良々木の口から出て来たのは、兄妹喧嘩だった。
母の日に家族で祝おうと考えていた妹たちと、家族の微妙な空気になれない阿良々木。
今朝早く家を抜け出そうとした彼は妹に掴まり口論になってしまったのだった。

それからマウンテンバイクで逃げるように駆け出したものの、家に帰れば妹たちと顔を合わせ気まずい思いをする。
家に帰るのをためらわれる自分の人間性の矮小さを痛感する阿良々木を、戦場ヶ原にはどうにもすることが出来ない。

自らを卑下する阿良々木を、戦場ヶ原は彼女なりの方法で元気づける。
彼の人間性を大吉を引き当てはしたものの内容がいまいちパッとしないおみくじの様だとか、シスコンと言うよりソロレート婚しそうだとか。

再び蛇足を踏むが、戦場ヶ原は阿良々木の人間性に関わること以外で困ったことを窺う。
彼女は次々と提案をしてゆく。
彼女が欲しい、とか――?
彼女の口から出た提案に、阿良々木は一瞬戸惑ったもののそれを受け入れなかった。
かわりに、今度ジュースでも奢ってくれと高楊枝をつつく。

その視線の先に、再び大きなリュックサックを背負った少女を見つける阿良々木。
怪異の名残で少女の名前を見つけ、戦場ヶ原にその読み方を聞いてみる。
彼女は見えないと一蹴した。それもそのはず、一般人にはこの距離で文字など判別できない。
阿良々木は漢字を伝え読み方を聞いた。

八九寺まよい――。
少女の名前は解ったものの、戦場ヶ原は子供が好きな人種ではなさそうだ。
意を決して阿良々木は彼女をその場に待たせ、八九寺の元へと駆け寄った。

話しかけた少女の第一声は、貴方のことが嫌いです、だった。
三度目の正直、阿良々木の攻撃で八九寺はようやく阿良々木に対して意識を向けた。
しかし小学生の頭を叩くような人がなれる力はまったくもって皆無だと、阿良々木は八九寺に論破されてしまう。

警戒を解くために、阿良々木は自分の名前を名乗る。
女の人のような名前だと罵倒されるが、眉根をひそめるだけで踏みとどまった。
しかし人畜無害だと主張するも、八九寺から人畜呼ばわりされてつい怒鳴ってしまう。

その場で泣き崩れる八九寺に、宥め賺す阿良々木。
ではなんとお呼びすれば――?
普通に呼べばいいと応える阿良々木だったが、八九寺から出だ言葉は第一声のリフレインだった。

頑なに阿良々木を拒絶する八九寺。
ついには掴み合いの取っ組み合いが始まってしまった。
小学生女子相手に本気で立ち向かい、高校生の阿良々木が勝利しないはずは無かった。
公園内に、阿良々木の高笑いが木霊する。

醒めた表情で、戦場ヶ原が近づいてきた。
阿良々木は必死で弁論する。
呆れながらも、彼女は状況を把握した。

阿良々木は戦場ヶ原が以前この近辺に住んでいたことを思い出す。
八九寺からメモを取り上げ、戦場ヶ原に差し出したが彼女は受け取ろうとしない。
観念してその住所を読み上げる阿良々木。

かくして戦場ヶ原の案内で目的の場所へ八九寺を案内することになった。
しかし、八九寺の表情は暗い。
私はカタツムリの迷子です――。
その言葉の真意を、阿良々木は掴み兼ねていた。

参考サイト

化物語 – Wikipedia

化物語 – 西尾維新アニメプロジェクト – 物語シリーズ