【化物語】第4話 感想|羽川にも見えてる?

アニメ『化物語』第4話です。

アニメ『化物語』第4話|あらすじ・感想

電話の向こうの忍野は気怠そうに答えた。
まよい牛――。
人を迷わせる怪異は数あれど、カタツムリだということからまよい牛で間違いないという事だった。

戦場ヶ原の記憶を頼りに、3人は道を歩く。
彼女が立ち止まると、この辺り、と一言呟いた。
そこは――、ただの道だった。
彼女曰く、区画整備により道になったという。

再び先を急ぐ3人。
八九寺は阿良々木にぴったりくっついて離れない。
何も好きでくっついているわけではない、と言う八九寺を、阿良々木は無理やり引きはがそうとする。
しかし八九寺は駄々をこねてPTAに訴える、と喚きだした。

ところで――。
阿良々木はPTAの正式名称を八九寺に尋ねた。
しどろもどろになる八九寺の代わりに、先を行く戦場ヶ原がすかさず答えた。
parent teacher association――。
経皮経管的血管形固成術という医学用語もあるそうだ。

時に、八九寺の持っていたメモの住所には何があるのか。
尋ねる阿良々木に、八九寺は黙秘権を行使した。
こういう時は誰かに頼るものだと阿良々木は言って聞かせたが、八九寺は自分の主張を曲げない。

自分の力で何とかできる。八九寺はそう言った。
自分にとってこれは、日常自販機なんです――!
自信たっぷりな八九寺の発言に、阿良々木は冷めた表情で定価販売なんだな、と答えた。

 

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自らがへりくだって尋ねる話術も、妹たちには効果が絶大なのに八九寺には効かない。
そこまでバカではないという事か。
阿良々木は金銭をちらつかせ、八九寺を釣った。
大きな釣り針に目を輝かせ、いとも簡単に食いついた彼女は、正真正銘バカな子だった。

その住所には、綱手という親戚が住んでいると八九寺は言った。
母の日位、うちで親孝行すれば、という阿良々木の脳裏に妹の叱責がちらつく。
八九寺からも、案の定言い返されてしまった。

日曜の朝から公園でぼーっとしていた阿良々木を、まともではないと言い放つ八九寺に、ツーリングをしていたという阿良々木。
ツーリングのスペルを面白い方向に勘違いしている所はやはり小学生だ。

区画整備されたとはいえ、道のりはかなり複雑だった。
よくこんなところまで一人で来ようと思ったと、阿良々木は八九寺に言った。
初めてじゃないから、と応える八九寺に、阿良々木はさらに疑問を投げかける。
彼女は答えにくそうにしていたが、久しぶりだから、と小さく呟いた。

八九寺と戯れる阿良々木より先に、戦場ヶ原は道を進む。
しかし、ふと立ち止まり彼に再び住所を伺った。
彼女は行き過ぎた、と元来た道を引き返し始める。

八九寺が怯えていたのは戦場ヶ原に対してだった。
自分に対する敵意を感じると、八九寺は言った。
そこで阿良々木は、戦場ヶ原に子供は嫌いかと尋ねる。

彼女ははっきりと言った。
嫌い、大嫌い――。
それから彼女は過去に子供とぶつかった際の体験を告白した。
以来、子供に対して憎しみをもって接するよう心掛けている、という事だった。

戦場ヶ原はまたも道を行きすぎたと言った。
阿良々木は区画整備のため道がわかりづらくなったのかと考えたが、どうやら違う様だ。
GPSナビを使い目的地へと向かおうとするが、通信が圏外になってしまった。
八九寺が重たく口を開く。
多分、無理だと思います。わたしはカタツムリの迷子だから――。

どうしても目的地にたどり着けない3人は、ついに忍野の力を借りることにした。
忍野の元へは、戦場ヶ原が向かうことになった。
場所を覚えているかと阿良々木は心配するが、その必要はない様だ。
むしろ、八九寺と二人きりになる方が、戦場ヶ原にとっては避けたいことらしい。

目的地は綱手と言う人物の家。
しかし八九寺の向かう先は母親の元。
八九寺は母親も親戚のうちでしょ、と寂しそうにつぶやいた。
綱手は母親の旧姓、八九寺は引き取られた父親の苗字だそうだ。

同情の眼差しを、八九寺に向ける阿良々木。
優しく差し伸べた手に、八九寺は千切れんばかりに噛みついた。
足掻く阿良々木だったがどうにも離れない。
堪り兼ねて彼は八九寺を殴り飛ばし、やっとの思いでその牙を引きはがしたのだった。

おっとりとした口調で、羽川が近づく。
彼女はそこで気を失っている八九寺に気付くと、名を尋ねた。
阿良々木が少女の名前を応える。
八九寺と言えば――。
お決まりのように博識な委員長は、何でもは知らないと謙遜するのだった。

目を覚ました八九寺に、羽川は自己紹介する。
開口一番、八九寺は彼女を拒絶するが、羽川は持ち前の雰囲気で完全にイニシアチブを握ってしまう。
ついには、阿良々木に対して謝罪させてしまうほど。
羽川は阿良々木にも、子供に手を上げる時はそれを納得させる理由が必要だと説き伏せるのだった。

八九寺の案内を申し出る羽川だが、戦場ヶ原に人を呼びに行ってもらっていると応える阿良々木。
その一言ですべてを察する羽川だった。
立ち去る羽川を呼び止め、阿良々木は綱手と言う家について聞いてみた。
一瞬の逡巡を経て、羽川は知らないと応える。

戦場ヶ原から電話が入る。
電話の主は忍野だった。
彼もまた、八九寺の名前を聞いた途端に反応した。

吸血鬼、羽川、戦場ヶ原と立て続けに怪異絡みの事件を解決したからと言って、自分のようなものが近くにいるケースなどほとんど無いのだと苦言を呈する忍野。
しかも、不審な男の元へ戦場ヶ原を一人で向かわせることにも、彼はぼやいていた。
電話は話しづらいと、彼は戦場ヶ原に解決法を託けると言って電話を切った。

ひとまず解決の糸口は掴めそうだ。
阿良々木は八九寺にそう伝えたが、電話の様子から伺うに、そうは聞こえなかったと彼女はぼやいた。