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映画『万引き家族』あらすじ、キャスト、作品情報

あらすじ

東京の下町に暮らす日雇い労働者の柴田治とクリーニング店で働く治の妻・信代には、夫妻の息子という祥太、JKリフレ店で働く信代の妹という亜紀、そして治の母という初枝が家族として同居していた。家族は治と信代の給料に加え、初枝の年金と、治と祥太が親子で手がける万引きで生計を立てていた[注 1]。しかし初枝は表向きは独居老人ということになっており、同居人の存在自体が秘密だった。5人は社会の底辺で暮らしながらも、いつも笑顔が絶えなかった。
ある冬の日、治は近所の団地の1階にあるバルコニー状の外廊下で、ひとりの幼い女の子が震えているのを見つけ、見かねて連れて帰る。夕食後、「ゆり」と名乗るその少女を家へ帰しに行った治と信代は、家の中から子どもをめぐる諍いの声を聞く。結局「ゆり」は再度柴田家に戻された。体中の傷跡など「ゆり」に児童虐待の疑いがあることを見つけた信代は彼女と同居を続けることを決め、「誘拐ではないか」という亜紀[注 2]に対して「脅迫も身代金の要求もしていないからこれは誘拐ではなく保護だ」と主張、「ゆり」は柴田家の6人目の家族となった。その矢先、治は職場で負傷して仕事ができなくなる。あてにした労災は下りなかった。連れ帰ってから2ヶ月経っても「ゆり」に捜索願が出た形跡はなかったが、やがてテレビで失踪事件として報じられるところとなって[注 3]、柴田家の一同は彼女の本当の名前が「北条じゅり」であることを知る。一家は発覚を遅らせるべく「ゆり」の髪を切って「りん」という呼び名を与え、祥太の妹ということにした。回復した治は仕事に戻ることなく、祥太との万引きを「りん」に手伝わせる。
柴田家の面々は表向きは普通の家族として暮らしながら、治と祥太の万引き以外にも、初枝はパチンコ店で他の客のドル箱を大胆にネコババし、祥太は「りん」を連れて近所の駄菓子屋で万引きを働き、信代はクリーニング店で衣服のポケットから見つけたアクセサリーなどをこっそり持ち帰るなど、亜紀を除く全員がなんらかの不正や犯罪に手を染めていた。一方、「りん」と柴田家の絆は次第に深まっていった。
夏を迎える頃、祥太はいつもの駄菓子屋で「りん」に万引きをさせたところ、年老いた店主からお菓子を与えられ「妹にはさせるなよ」という言葉をかけられた。そんな折、信代は勤め先から自分と同僚のどちらかの退職を迫られ、同僚との話し合いで「行方不明になっている女児(「りん」のこと)を連れているのを見た」と脅されて退職を余儀なくされる。一方初枝は前夫(作中では故人)が後妻との間にもうけた息子夫婦が住む家を訪れ、前夫の月命日の供養ついでに慰謝料などの名目で金を無心していた。実は亜紀はこの息子夫婦の娘で、さやかという妹もいるが[注 4]、家を出た亜紀を初枝は引き取っていた。しかし初枝と亜紀の両親の間では彼女はオーストラリアに留学中ということになっており、都内で同居していることを初枝は両親に隠していた。その頃、亜紀はJKリフレの常連客である「4番さん」とひそかに心を通わせていた。
夏になり、一家は海水浴に出かけ団欒を満喫する。しかし、それからまもなくして初枝は自宅で急逝。治と信代は自宅敷地内に初枝の遺体を埋め、「最初からいなかった」ことにした。信代は死亡した初枝の年金を不正に引き出す。家の中から初枝のへそくりを見つけだして大喜びする治と信代を、祥太は無言で見つめていた。祥太は治から「店の商品は、誰のものでもない(から取っても構わない)」と教えられていた。だが、治の車上荒らしに同行した際に、「これは誰かのものではないの」と尋ね、積極的に手伝おうとしなかった。少しのち、祥太は「りん」と駄菓子屋に行ったが、「忌中」の紙が貼られ、閉店していた。やむなく祥太は別のスーパーマーケットに入店したところ、「りん」が見様見真似で万引きを働こうとしたため、わざと派手にミカンを盗み、店員の追跡をかわそうとするもアンダーパスに飛び降りた際に足を負傷、入院する。
これをきっかけに柴田家4人は祥太を捨て置き逃げようとしたところを警察に捕まり、「りん」は本来の親の元に戻され、それ以外の3人は取り調べを受けた。入院中の祥太も警察官に事情を聴取され、その際に他の家族が逃げようとしたことを伝えられる。取り調べの中で、治と信代は過去に殺人を犯していた[注 5]こと、治は初枝の実際の息子ではなく前述の事情を抱えた彼を同居人として息子同然に迎え入れていたこと、祥太は治や信代に連れてこられたこと、治・信代・祥太らの名前は本名ではない[注 6]ことなどが明らかになる(つまり、”柴田家”は全員が血縁関係にない疑似家族であった)。信代は一家が抱えた犯罪はすべて自分の犯行として刑に服し、祥太は施設に入り、治は一人暮らしとなった。かつての自宅を訪れた亜紀は、もぬけの殻となった屋内をしばし眺めていた[注 7]。
治が「りん」=「ゆり」=「じゅり」を保護してから約1年後、学校に通うようになった祥太はテストでも優秀な成績を残し、釣りの知識も身に着けるなどたくましく成長していた。治は信代の依頼で祥太を連れて刑務所に面会に行く。面会の場で信代は祥太に、治が松戸市にあるパチンコ店の駐車場で車上荒らしをしようとした際に連れてきたことをその自動車の情報を交えて伝え、情報を手掛かりに「その気になれば本当の両親に会える」と話す。その夜、祥太は治の家に泊まり、自分を置いて逃げようとしたことの真偽を治に問うと、治はそれを認めて「おじさんに戻る」と答えた。翌朝、祥太はバス停での別れ際に「自分はわざと捕まった」と治に話す。一方、「じゅり」は元の家族に戻されたことで以前と同様に虐待の被害者となり、治に発見されたときと同じ外廊下でただ遠くを眺めているのだった。

 

キャスト

柴田治:リリー・フランキー
東京の下町に暮らす日雇い労働者。
柴田信代:安藤サクラ
治の妻。クリーニング店工場のパート従業員。
柴田亜紀:松岡茉優
信代の妹。JKリフレ店に勤務し「さやか」という源氏名を使用している。
柴田祥太:城桧吏
治の息子。学校には通っておらず治とタッグを組んで万引きをしている。愛読書はスイミー。
ゆり(りん、北条じゅり):佐々木みゆ
治が柴田家に連れて帰ってきた少女。両親からはネグレクトなどの児童虐待を受けている。
柴田初枝:樹木希林
治の母。年金受給者である。夫とはすでに離婚している。
4番さん:池松壮亮
亜紀が勤務するJKリフレ店の常連客。亜紀とは筆談でコミュニケーションをとっている。手の指に傷跡があり、亜紀は「自分で自分を殴ったときのもの」と解した。
柴田譲:緒形直人
亜紀の本当の父親。
柴田葉子:森口瑤子
亜紀の本当の母親。
柴田さやか:蒔田彩珠
亜紀の本当の妹。高校2年生。
北条保:山田裕貴
ゆりの父。希とゆりに対しDVを働いている。
北条希:片山萌美
ゆりの母。保からDVを受ける一方でゆりに対しネグレクトをしている。
山戸頼次:柄本明
柴田家の近隣にある駄菓子屋の店主。
前園巧:高良健吾
警察官。
宮部希衣:池脇千鶴
警察官。

 

作品情報

タイトル 万引き家族
原題 SHOPLIFTERS
製作年度 2018年
上映時間 120分
製作国
日本
ジャンル
ドラマ
監督
是枝裕和
脚本
是枝裕和
音楽
細野晴臣


映画『クライマーズハイ』あらすじ、作品情報

あらすじ

1985年8月12日、北関東新聞社の遊軍記者で、社内の登山サークル「登ろう会」メンバーの悠木和雅は、販売部の安西耿一郎とともに、県内最大の難関である谷川岳衝立岩登攀へ向かう予定だった。
社会部記者の佐山から「ジャンボが消えた」との連絡
悠木は、粕谷編集局長から事故関連の紙面編集を担う日航全権デスク
同新聞社にとって、「大久保・連赤」以来となる大事件を抱えた悠木

 

登場人物

悠木和雅(遊軍・日航機事故担当全権デスク):堤真一
佐山達哉(社会部・県警キャップ):堺雅人
玉置千鶴子(地域報道班):尾野真千子
等々力庸平(社会部長):遠藤憲一
岸円治(政経部デスク):田口トモロヲ
田沢善吉(社会部デスク):堀部圭亮
山田厳(地方部デスク):金子和
吉井弁次郎(整理部):マギー
神沢周作(地域報道班):滝藤賢一
伊東康男(販売局長):皆川猿時
亀嶋正雄(整理部長):でんでん
守屋政志(政経部長):矢島健一
暮坂直樹(広告部長):樋渡真司
稲岡信也(投稿欄担当):山田明郷
森脇時彦(地域報道班):矢柴俊博
藤浪鼎(事故調査委員長):大鷹明良
黒田美波(元・社長秘書)野波麻帆
安西小百合(安西耿一郎の妻):西田尚美
粕谷隆明(編集局長):中村育二
追村穣(編集局次長):螢雪次朗
安西燐太郎(安西耿一郎の息子・成長後):小澤征悦
安西耿一郎(販売部):高嶋政宏
白河頼三(社長):山崎努

 

作品情報

タイトル:クライマーズ・ハイ
製作年度:2008年
上映時間:145分
製作国:日本
ジャンル:ドラマ、サスペンス
監督:原田眞人
原作:横山秀夫
脚本:加藤正人、成島出、原田眞人
音楽:村松崇継


映画『バックトゥーザフューチャー』作品情報

あらすじ

1955年から帰還する直前にマーティが残した手紙で、自分が銃撃される未来を知っていた
マーティはとっさにタイムマシンに乗ってモールの駐車場内を逃走
1955年にマーティの介入によってビフを倒したジョージは臆病な性格を改善し、小説家として大成していたのだった。
タイムマシンの燃料であるプルトニウムを調達するためにドクが騙したリビアの過激派の襲撃
1955年にタイムスリップしてしまう。
マーティ・マクフライは、科学者である親友のエメット・ブラウン博士(通称ドク)深夜のショッピングモール」の駐車場にて、デロリアンDMC-12を改造してドクが開発したタイムマシンの実験をする。
タイムマシンは燃料のプルトニウムを使い果たしてしまった為、タイムスリップすることが出来なくなっていた。
若きロレインはマーティに恋をしてしまった。
落雷当日に行われたプロムで、臆病者のジョージが不良のビフ・タネンを退けてロレインとキスをする手助けをしたマーティ
アインシュタインを乗せたデロリアンを1分後の未来にタイムトラベルさせる
時計台に落雷する時間ギリギリにデロリアンに乗り込み、ドクの命がけの助力で「1985年のドクが銃撃される直前の時間」への帰還に成功

 

受賞歴

アカデミー賞
第58回(1986年)
音響効果編集賞

 

作品情報

タイトル:バック・トゥ・ザ・フューチャー
原題:BACK TO THE FUTURE
製作年度:1985年
上映時間:116分
製作国:アメリカ
ジャンル:SF、コメディ
監督:ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ、キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル
脚本:ロバート・ゼメキス
ボブ・ゲイル
音楽:アラン・シルヴェストリ

 

登場人物

マーティ・マクフライ(Marty McFly) マイケル・J・フォックス
エメット・ブラウン博士(ドク)(Dr. Emmett “Doc” L. Brown) クリストファー・ロイド
ビフ・タネン(Biff Tannen) トーマス・F・ウィルソン
ロレイン・ベインズ・マクフライ(Lorraine Baines McFly) リー・トンプソン
ジョージ・マクフライ(George McFly) クリスピン・グローヴァー
ジェニファー・パーカー(Jennifer Parker) クローディア・ウェルズ
ジェラルド・ストリックランド(Mr. Gerald Strickland) ジェームズ・トールカン
リンダ・マクフライ(Linda McFly) ウェンディ・ジョー・スパーバー
デイヴィッド・マクフライ(David McFly) マーク・マクルーア